九州各地の地質調査及びダムクラウト・ボーリング工事は有限会社岩本ボーリング工業におまかせ下さい。

事業内容

ダムグラウト

ダムグラウト(基礎処理工・モルタル注入)

ダムの基礎地盤は、岩盤のひび割れや隙間ができることがあります。そのため、岩盤の亀裂に薬液やモルタル、セメントを充填してひび割れを埋めることや、弱い部分の補強や改良のためにダムグラウドという、遮水性や漏水を防ぐ対応をする必要があります。
注入孔の全長を5mほどの長さのステージに分割を行い、上部から交互にボーリングとグラウチングを対応していき、深部まで施工を行き届かせる方法がステージ方式。
また、パッカー方式という注入方法もありますが、向き合う岩盤の状態などによって、その方式も異なります。
しかしながら、一般的にステージ方式を用いる事が多いのは、それが、より確実性の高い施工方式であるからなのです。

ダムグラウト
ダムグラウト
ダムグラウト
 
リバースプラムライン

リバースプラムライン

ダムは治水や利水に広く利用されていることから、ダム堤体は常に大きな水圧を受け、地盤変形などの影響でダメージを受けています。
そこで、プラムラインと呼ばれるたわみ計が必要になります。ノーマルプラムラインと共に用いられるリバースプラムラインは、水平変位量を測定精度0.1mmの緻密さで測定し、ダムの安全性を守ります。直下の基礎地盤にボーリングを行い、ワイヤを最下部に固定し安定させ堤体の水平変位を測定します。

リバースプラムライン
リバースプラムライン
リバースプラムライン
 
地質調査・土質調査

地質調査・土質調査

私たちは、自然の恵みを享受し恩恵を受け、自然と共存していくにあたり、安心安全と未来志向のもとで、ダム建設を行います。
ダム建設後に決壊等があると、非常に甚大な被害になることから、地質調査は手抜きのない重要な役割を担います。
ダム建設では、その土地や風土などの自然環境がダム建設を行うのに適しているか、細かな地質調査が必須となり、ことのほか安全性を重要視し、慎重な調査を行う必要があります。
そこで地質構造などの検査のために、弊社が誇るボーリング技術が役立つのです。
地質調査においては、材料の選定、品質管理を始めとして、施工後の劣化調査を含めて、実に多種多様な項目での試験、検査、管理体制が必要となります。

地質調査・土質調査
地質調査・土質調査
 
地盤改良

地盤改良

土木工事、建築工事を行うにあたり、まず最初に地盤の状態を確認しなければなりません。土台となる地盤が弱いことで起こる様々な弊害を防ぐために地盤の質を改善し安定性を保つため、地盤に人工的な改良を加えることをいいます。
地盤改良工法は多々ありますが、地盤の状態に応じて工法を選択する必要があります。地盤改良の実績豊富な弊社は、地盤の状態や強度、環境への配慮含めトータル技術で最適な地盤改良工法を行っています。

地盤改良

 

井戸ボーリング

弊社は、水を大量に使用する場所のための井戸ボーリング作業も行っております。ビニールハウスや畑、学校関係なども災害用として井戸ボーリングの依頼があります。災害大国である日本は、様々な環境や体制の見直しが必要ですが、井戸ボーリングで、地下にミネラルたっぷりの生活用水が確保できた場合には、非常に安心安全に繋がります。
夏には涼しく、冬はやや暖かい自然の水があることで、いくら使っても無料ですし、人間にとって必要不可欠な水は、地震や災害時の蓄えとなります。ただし、その場所などの地質関係もあり、一概に良い水が出るとは限りません。
出にくい場所、問題ある地質もあることから、事前にご相談いただいております。

アンカー工

アンカー工ダム用アンカーには、「堤体補強」「法面補強」の2種類があります。
その目的は、堤体補強に留まらず、岩盤の基礎を支えるための地山の補強や、ダムの関連構造物の補強などを含む広範囲な補強となります。
関連構造物としては、取水・放流設備、洪水吐き、門柱等が挙げられます。
ダムにおいては、大容量の長尺アンカーがほとんどであり、最も多く用いられているアンカーは堤体や貯水池の周辺における斜面安定用アンカーです。